2016年5月24日火曜日

USBキーボードアダプタ V1

プリント基板が届きました。
先週末に届いて居たのですが、安定に動作させるのに少々手間取りました。

USBキーボードアダプタV1


目的

USBキーボードをPS/2信号に直してIchigoJamに接続するアダプタです。
IchigoJam以外でも使えるかもしれませんが、用途あるかな???

内容

FTDI社のVNC2チップにFirmwareを作成してプログラムしてあります。
パッケージは32ピンのQFPです。
このチップは、USBポートを2組持っていますが、1組のみを使っています。
基板にはUSB-Microコネクタのパターンが用意してありますので将来の機能追加も可能です。

回路



基板レイアウトと端子配置

プログラマコネクタの信号の並び順はプログラマのピン順と異なりますので信号名を参照して接続して下さい。

基板材料


水晶振動子           12MHZ  FA-238V 1個                              
C1            セラミックコンデンサ 1uF  1608
C2,C3,C4,C5,C8    セラミックコンデンサ 0.1uF 1608
C6,C7                          セラミックコンデンサ 20pF 1608
IC1                 VNC2-32PIN LQFP32
IC2                                XC6221B332MRなど    SOT23-5
U$3                           USB-Aコネクタ
U$4                  USB-MICRO-B 実装無し
U$5              USB-MICRO-B 実装無し
R1    チップ抵抗器 1Kオーム 1608
LED   SMT-LED 1608

(1608はチップ部品の外形寸法です。 1.6mm x 0.8mm です。)

接続

接続するために若干の追加部品が必要です。R3, R4は無しでも動いています。
+5Vは電源につないでください。左がキーボードアダプタで右側がIchigoJamです。


追加部品:2.2Kオーム抵抗 2個、10Kオーム抵抗2個、220μF10V電解コンデンサ1個、100uF 6.3V電解コンデンサ 1個   その他配線材料など
電解コンデンサの電圧は手持ちがあれば高めでも結構です。

 

現物写真

注意:USB-Aコネクタは1mmほど浮かせて取り付けてください。

完成:2.2KオームはSMT抵抗を裏側につけています。電解コンデンサは手持ちの都合で電圧が高めです。 
 
IchigoJamにつないでいます。キーボードをつなげば使えます。ハブも使えます。


タブレット用のコンパクトキーボードとバッテリーパックをつないでポータブルIchigoJamにまとめてみました。なかなか快適です。左に少し見えているのは、SMTパッケージのLPC1114で作ったIchigoJamです。IchigoJamのファームウエアはキーボードに合わせてUSA版を使っています。

ファームウエア

Firmwareは、改良中ですが現在のものはこちらからどうぞ。


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