2021年2月10日水曜日

導電性フィラメント

導電性フィラメントを使ってみました。

導電性フィラメント使ってみる


まずは、ご紹介から。


このフィラメントはこちらで販売されています。 挑戦的材料を出されていて好感が持てます。

第一印象は「マットな質感」です。カーボンがたっぷり練りこまれている感じです。
そのためだと思いますが、曲げると折れます。フィラメント自体は柔らかい感じですが、曲げ厳禁ですね。
早速、なにか作ろうと思いますが、まずはちょっとテストです。
こんなのを作ってみました。
幅1mmの波型を高さ5mmで作っています。
両端にねじ止め用の丸を付けました。


造形してしまうと、もろい感じは無くなって、少々曲げ伸ばししても折れることはないですね。
(程度問題とは思いますが)
両端をねじで固定してテスターで抵抗を測ると約15kΩでした。
ねじなしでテスターリードで当たると24KΩくらいだったので接触抵抗がかなりありますね。
可変抵抗器の抵抗体にも使えるかもしれません。それなら抵抗値で音程が変わる電子オルガンもできそうです。
ロボットの腕の曲げ角度検知もできたらいいな。

電力供給は無理ですが、マイコンの入力接点くらいなら使えそうです。

次何を作るかは、思いついたものがありますので、出来たら更新します。
お楽しみに~~


2/11追記 -迷路を作ってみた件

早速ですが、プリント基板のお試し製作で昔よく見た迷路作ってみました。
白いPLAで台を作って、手動で途中でフィラメントを交換しています。
台のサイズは100㎜x100㎜で導体幅1mm、絶縁間隔1mmです。


つまりは、テスターで抵抗値を測ると正解が判るって代物です。
測ってみると、正解は150kΩで良かったのですが、
一部剥がれて絶縁不良になりました。不正解でも400KΩくらいで導通しています。

敗因はフィラメント交換に手間取っているあいだに、台が冷え切ってしまい、導電フィラメントの定着が良くなかったことと思われます。

傾向が判れば、対策もできますね。


プリンタ機種ほか

Kingroon製 KP3  温度240℃ ベッド60℃

LINK


導電性フィラメントのページ
無料配布頂きました。のでレビュー書いてます。

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