2018年6月2日土曜日

IchigoBoy作りました

 GameBoyは有名なポケットゲーム機です。

これのオマージュとでもいうのでしょうか、Arduinoを使ったこんなのもあります。
自分でもゲームがプログラムできるというのも興味を惹かれます。
https://www.switch-science.com/catalog/2880/

そこで、自分でも作ってみました。

外観



コンセプト

電池で動く携帯ゲーム機を作る
IchigoJam V1.2で装備されたMobileモード(128x64 LCD表示)を使う。
IchigoJamとしても動く。<<テレビとキーボードとROMカセットが使える。

特徴


  • 単四電池3本動作
  • IchigoJam BASIC搭載で 小学生でも自分でプログラムできる。
    • IchigoJamT基板は別途ご用意ください。
  • DIP部品を使っているので、自分で半田付けして組立できる。
  • 128x64ドット モノクロ液晶搭載
  • 3V動作キーボードなら電池で使えます。電池が新しければ5Vキーボードでも消費電流が少なければうごきます。試してみてください。
  • IchigoJamに通常の5Vをつないでも使えます。キーボード(5V品)を使う時や電池がないときはこれで。
  • TXD、RXDなど通信用信号もソケットに出してあります。

回路



回路を工夫してありタクトスイッチを押すと、IN(番号)=1になります。

  • これでプログラムの移植が簡単になります。
  • OUTで何かを動かすとき面白い動作ができますが、これは後日書きます。

ソフトウエア

STARTキーを押しながら電源ONで起動するメニュープログラムを用意しています。メニューでプログラムを選んでプログラムスタートできます。


1 'Mobile Menu
5 IF IN(9)=0:GOTO5
10 L=0:I=1
20 SWITCH1:CLS:UART1
30 OUT1,-1:OUT2,-1:OUT3,-1:OUT4,-1
40 OUT5,-1:OUT6,-1
50 CLS:?"***************"
100 FILESL,L+3
110 ?"***************"
120 ? CHR$(226);" ";CHR$(227);" & START";
130 LC0,I:?CHR$(225);
200 IF IN(5)=1: GOTO 300
210 IF IN(8)=1: GOTO 400
220 IF IN(9)=0: GOTO 500
230 GOTO200
300 IF I>1:I=I-1:GOTO 600
310 IF L>4:L=L-4
320 IF L<100: L=0
330 GOTO 600
400 IF I<4:i=I+1:GOTO 600
410 IF L=0:L=100:GOTO 600
420 IF L<227:L=L+4:GOTO 600
430 GOTO 600
500 LRUN L+I-1
600 IF IN(5)=1:GOTO 600
610 IF IN(8)=1:GOTO 610
620 IF IN(9)=0:GOTO 620
630 GOTO 50

既にあるIchigoJamモバイル用のプログラムは、キーボードを読むためのIN()コマンドを書き換えるとIchigoBoyで動く筈です。プログラムを入力したらSAVE 0しておいてくださいね。

LINK

記事にしていただきました。くっくわしい。 ありがとうございます。m(_ _)m
http://fukuno.jig.jp/2138

作ってみた個人的感想など

PCN三重さんで少量販売頂きました。
色々コメントも頂いていますので、今後の参考にします。ありがとうございました。
7月の大阪南港メイカーズバザール2018で展示即売予定です。

反応もよく、ゲーム機で終わらせるのはもったいない感じです。ROMソケットに出ているIN3などを使って制御端末や実験冶具製作にも使っています。BASICで簡単なプログラムで色々便利に使ってます。
こんなモノにも使ってみたい。

  • 自作CNCのコントローラ
  • 自作リフロー半田機の温度制御
  • ロボカー・Ichigoチョコのテスト器


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