モバイルバッテリーは電子工作の電源にも便利ですよね。
よくあるものは、USBコネクタを刺すと自動で電源が入って、抜くと止まります。
便利ですが、電子工作に使ったときスイッチでON/OFFしたくなることがあります。
はい。単純にトグルスイッチをいれて回路を切断すれば、抜き差しせずに入れたり切ったりできます。
でも、この電源スイッチって結構大きいのですよ。
それに、ボタンをポチっと電源を入れたいこともあるでしょ?(ないか)
前置きが長くなりましたが、今日のお題です。
モバイルバッテリーをタクトスイッチでON/OFFする。
ONボタンを押すと電源が入り、OFFボタンを押すとOFFします。タクトスイッチなどの小電流用が使えます。回路はこんな感じです。Rは3個とも10KΩ5%でOK。
TC7S08Fは、TC7S32Fでも使えます。スイッチは小電流用でOKです。
BATTにモバイルバッテリーをつなぎます。
ONスイッチとOFFスイッチを押すと右のPチャネルFETを通って5V端子に電圧がでます。
電流容量があって5Vで完全にONするFETが使えます。
やっていることは、ONスイッチで電流を少しだけ流してあげるとバッテリが目覚めます。
TC7S08FでFETをONさせます。 OFFスイッチはTC7S08Fを反転させるのでFETがOFFになります。これで電源は切れますのでしばらくしてモバイルバッテリーもOFFになります。
他の回路からの信号でもONできますね。
大きなスイッチはつけられないけど、ケーブルを抜き差しせずにモバイルバッテリーを使いたいときご利用ください。
試作回路の写真がないので、地味なページになってしまいました。
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