2017年6月22日木曜日

モバイルバッテリーをタクトスイッチでON/OFFする。

はい。今回はちょっとしたガジェットです。

モバイルバッテリーは電子工作の電源にも便利ですよね。
よくあるものは、USBコネクタを刺すと自動で電源が入って、抜くと止まります。

便利ですが、電子工作に使ったときスイッチでON/OFFしたくなることがあります。
はい。単純にトグルスイッチをいれて回路を切断すれば、抜き差しせずに入れたり切ったりできます。

でも、この電源スイッチって結構大きいのですよ。
それに、ボタンをポチっと電源を入れたいこともあるでしょ?(ないか)

前置きが長くなりましたが、今日のお題です。

モバイルバッテリーをタクトスイッチでON/OFFする。

ONボタンを押すと電源が入り、OFFボタンを押すとOFFします。タクトスイッチなどの小電流用が使えます。
回路はこんな感じです。Rは3個とも10KΩ5%でOK。
TC7S08Fは、TC7S32Fでも使えます。スイッチは小電流用でOKです。

BATTにモバイルバッテリーをつなぎます。
ONスイッチとOFFスイッチを押すと右のPチャネルFETを通って5V端子に電圧がでます。
電流容量があって5Vで完全にONするFETが使えます。

やっていることは、ONスイッチで電流を少しだけ流してあげるとバッテリが目覚めます。
TC7S08FでFETをONさせます。 OFFスイッチはTC7S08Fを反転させるのでFETがOFFになります。これで電源は切れますのでしばらくしてモバイルバッテリーもOFFになります。

他の回路からの信号でもONできますね。

大きなスイッチはつけられないけど、ケーブルを抜き差しせずにモバイルバッテリーを使いたいときご利用ください。

試作回路の写真がないので、地味なページになってしまいました。





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