Jamカーを作りました。 名前をチョコにしました。
突然ですが、Jamカーを作っていました。ひと段落しましたのでまとめておきます。色々工夫があります。
電源は、百均の単三電池二本を使うUSBチャージャ電池ボックスを採用しました。改造して素の電池電圧と昇圧した5Vを取り出して使います。
5VはキーボードとIchigoJamの電源に使います。電池直接の分は走行モーターに使います。走行時に電池の電圧が変動しても一旦5Vにすることで、IchigoJamの安定動作が期待できます。さらに、キーボードが安心して使えて便利です。
モーターはトランジスタでON-OFFするだけにしました。
従って前進、右折、左折できますが後退はできません。凝った動きはできませんが回転半径がそこそこ小さいので十分遊べます。消費するポートも2本だけなので、将来の拡張の余地が大きいです。
ボディーは、3Dプリンタで作った土台にギアモーターと電池ボックスを固定して作っています。 電池ボックスには3Dプリンタで作ったキャスターを取り付けています。
↑その後前輪をタイヤとキャスターに改造しました。(2017年8月23日追記)
後で出てくるCoichigoチョコのパーツ一式 中央の黒いパーツが3Dプリントしたシャーシです。 下にあるのは改造したUSBチャージャ電池ボックスです。 |
IchigoJamのT基板を組み込んで使う設計で作ったのがこれです。
モーターのコネクタを逆に刺すと後退できるようになりますが、前進できなくなります。
ichigoチョコ 初号機 IchigoJamのT基板にモータードライバボードを載せています。 大きなスイッチは電源用です。ON-OFF-ONを使ってPROG-OFF-RUNにしてます。 中央はフリーエリアで改造に使えます。 |
Coichigoチョコ 初号機 フリーエリアにCPUを載せてJam化しています。 キーボードとモニタ接続可能。 リセットボタンが追加されて再走行が簡単になりました。 |
設計方針
最後になりますが、(順番が変ですね、)設計方針です。プラットフォームに使えるようにしておき、周辺回路は電子工作としてあとから追加する。チョコの基本セットでできるのは、Jam Basicであらかじめ決まったコースを走るプログラム走行のみです。
改造
従ってチョコは改造することを前提です。
センサーを追加して、衝突回避できます。
早速、少年たちが測距センサーを組み込んで衝突回避に挑戦してくれました。測距センサーという距離を測るセンサーを使っています。
赤外線センサーを下にむければ、ライントレーサにもなります。
他にも何ができるか考えてみてください。IchigoJam用やArduino用のセンサーが色々販売されていますので、探して挑戦してみてください。
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