IchigoJamのファームウエア書き込み機を作ってみた。
半田付けの終わった書き込み前のIchigoJamや古いバージョンのmものに差し込んで電源をいれると2分ほどでファームウエアの書き込みをしてくれる書き込み機を作ってみました。
2019.12.26 追記:IchigoJam 1.4.1でも動作確認しています。所要時間は短くなりました。
2019.12.26 追記:IchigoJam 1.4.1でも動作確認しています。所要時間は短くなりました。
外観
基板はドロイド組み込み用に作ったものの流用です。
左側のピンを書き込まれるIchigoJamに差し込みます。
右側のソケットは、これ自身をアップデートするときに使います。
水晶はつけていますが、無くてもOKです。
回路
回路図:部品を必要最小限度にしてあります。
組み立て
基板を用意
まずは、ロボット組み込み用に作った基板をカナノコで切りました。左にある長いピンヘッダを切って曲げて基板左にあるように加工しておきます。
部品と供に基板に半田付けします。
BTN信号をGNDにつなぐところが未配線です。忘れると動かないのでお忘れなく。
配線をします。これでハードウエアは完成です。後でソケットにシールを貼りました。
今回は2台めなので、初号機で書き込んでみます。
ソフトウエア
まずIchigoJamのFirmwareをかきこんでください。次にこのソフトを書き込んで"Save0"します。あとは、書き込みテストをして完成です。
モニタで書き込み経過を見ながら書き込むこともできます。
その時は抵抗2本を追加してTVをつないだうえでこちらのソフトを書いて"save 0"してください。 プログラムの違いは40行目のVideo0 がVideo1になっているところです。
この書き込みプログラムは、自分自身のファームウエアのコピーを書き込みます。色々なファームウエアを書くときは、そのファームウエアを書き込み機に書き込んでおいてください。
使い方
書き込まれるIchigoJamのソケットに差し込んで電源をいれてください。緑のLEDが点きます。
0.5秒ほどで消えるはずです。 消えない時はIchigoJamが正常に動いていません。
緑のLEDがきえると、ほどなく赤のLEDが点滅を始めます。
約2分で点滅が終わり、緑のLEDが点灯すれば、書き込み完了です。
電源をオフにして書き込み機を抜いてください。
書き込んでいる様子
書き込み相手は、ミニブレッドボードで組み立てたIchigoJamです。この後、緑の点灯になれば、書き込み完了です。
謝辞
ソフト開発特にマシン語部とプログラムコード共有方法についてFacebookのIchigoJam-Fanグループで色々教えて頂きました。ありがとうございました。
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