前書き
IchigoJamの1.4版からカラーLEDテープがサポートされました。
その機能を使って置時計を作ってみました。
IchigoJam
1.4以降が必要です。古い場合はアップデートしてください。
LEDテープ
1mあたり60個のLEDが並んだものを使います。ピッチは16.7㎜です。50㎝(30個)使います。
RTCモジュール
DS3231を使ったもの。 電源を切っても時計がずれないように時計モジュールを使います。RTCはReat Time Clockの略です。通販でも比較的安価に入手できます。
3Dプリンタで造形した枠
STLファイルを下に置きますのでご利用ください。自由に改造頂いて結構です。
配線材料、半田付け工具一式(半田こて、ニッパーなど)
LED表示
3Dプリンタで枠を作ってLEDテープを裏に貼ってつくります。黒でつくるといいです。白だと透けてしまい、文字がくっきりしませんでした。STLはこちらです。
この前に置くスクリーンも用意しました。白で作ってください。STLはこちらです。
一体化してみました。スクリーンが終わったところでフィラメントの交換が必要です。途中で交換できない機種の場合は別に作って貼り付ければOKです。STLはこちらです。
組み立て
裏面(穴の小さい側)に薄手の両面テープを貼ります。
穴のところのテープを取り除きます。
LEDテープを切って貼り付けます。方向に注意してください。
INが下でOUTが上に貼ります。
INが下でOUTが上に貼ります。
電源を配線します。
こんな感じで5V電源(VDD)をつなぎます。
こんな感じで5V電源(VDD)をつなぎます。
テープの中央でつなげば端でつながなくてもOKです。
赤が電源
試作中の動画です。
PROGRAMはこんな感じです。
SAVE0しておいてください。
IchigoJam V1.4以降が必要です。
BTNを押しながら電源をいれると時刻がキーボードから入力できます。
loadLoaded 802byteOKlist10 @ARUN20 IF BTN()=0 THEN GOTO 9030 CLS:?"デジタル トケイ"40 INPUT "ジカン:",H50 INPUT "フン :",M60 INPUT "エンターキーデカイシシマス。",N70 LET [0], 0,(M/10*16 + (M%10))*256, H/10*16 + (H%10),080 S=I2CW(#68,#800,1,#802,4)90 R=(SIN(A)+256)/5:G=(SIN(A+120)+256)/5:B=(SIN(A+240)+256)/5100 LET [0],0: S=I2CR(#68,#800,1,#802,6)110 H=[1]%2:C=[2]>>4%16:D=[2]%16:E=[1]>>12%16:F=[1]>>8%16130 P=0:Q=[90+F]:GOSUB 600:Q=[90+E]:GOSUB 600:GOSUB 640+H:Q=[90+D]:GOSUB 600:[90]=0:Q=[90+C]:GOSUB 600140 WS.LED30:IF BTN()=0:GOTO 90:ELSE A=(A+5)%360:GOTO 90600 FOR I=0 TO 6:IF Q%2 THEN LET[P],G,R,B:ELSE:LET[P],0,0,0620 Q=Q>>1:P=P+3: NEXT:RTN640 LET [P],G,R,B,G,R,B:P=P+6:RTN641 LET [P],0,0,0,0,0,0:P=P+6:RTNOK
お楽しみいただければ幸いです。
100均謹製のアクリル展示ケースに収めてみました。良い感じです。
IchigoJamはJig.jp社の登録商標です。
詳しくはこちらをご覧ください。