2022年9月17日土曜日

ホームオートメーションを作ってみる(1)プロローグ

 我が家の太陽光発電と消費電力のモニタが 先日の落雷(近所の木に落ちた模様)で壊れてしまったので 代わりがほしくなりました。

電力モニターを探す。

長い前書き

すぐ見つかるのはHEMSですが、お高いんですよね。そこで 色々探してEmporia Vue 2というのを見つけました。大手通販会社で扱ってます。

WiFiを使うので電波法の適用を受けるのですが、本家のサイトで内部写真をみたらWi-FiモジュールはよくあるESP32のシリーズで技適付きでした。

懸念事項は、専用のクラウドサービスを使って読み出すので、メーカーがクラウドを何時まで維持するかわからないことです。売り切り装置の無償アフターサービスを無制限に続けるのは不可能ですよね。おまけに、既にクラウドサーバが過負荷になってないか?という疑念もあるらしい。これは、通販会社のレビューでも指摘している人がいました。せっかく作ったのに数年でゴミになるのは悲しすぎる。ハードはコンパクトにまとまっていて使えないのはもったいない。

同じことを考えた人が世界には居て、ローカル接続用に改造する方法が公開されているのを見つけました。Wi-FiモジュールがESP32ですが、ESPHomeというグループがあってそこの有志が解析してHome Assistantに接続できるようになっているようです。Home Assistantは、オープンソースのHEMSのようなシステムです。RaspberryPiでも動くようですが 海外のWebを検索すると活発に活動していて とにかく何でもつながるようになりつつあるようです。アレクサに音声で指示して家電を操作したり、監視カメラも映像をモニタに出したりとか 色々できるようにできるらしい。

話がそれましたが、Emporia Vue 2を改造して、Home Assistantから電力を読み取って スマホやタブレットにグラフをだすというのを、やってみようと思ったわけです。

スマートメータのBルートの消費電力もHome Assistantにつないでみたいですが、これは日本にしかない規格を使っているので自分でつくる必要がありそうです。米国だとZigBeeを使っているようですね。日本だったらTWELITEとか使えばよかったのにと思ってしまいます。

それはともかく、Home Assistantは 発展性もありそうで色々試したいと思います。

サーバの選択

RaspberryPi ですが、最新の 4の8Gメモリを使いたいところですが、ちょっと高すぎですねえ。3+は持っていますので 32Gのメモリカードとの組み合わせでパフォーマンスがどうか気になります。MicroSDは キオクシア製を使いたいと思います。Webで使えると書いてあった某社のSDを使ったことがあるのですが 使うほどにどんどん壊れて大変なめにあいました。東芝さんは大丈夫だったのでキオクシア製を使ってみることにします。→(追記)手元にTOSHIBAのMicroSDが残っていたので、それで始めることにしました。


リンク

忘備録を兼ねて必要そうなLINKを置いておきます。

Home Assistant関係

Home Assistantホーム https://www.home-assistant.io/getting-started/

インストールページ https://www.home-assistant.io/installation/

Raspberry Pi インストール https://www.home-assistant.io/installation/raspberrypi

ESPHome関係

ホームページhttps://esphome.io/

Emporia Vue Gen2のESPHome化https://gist.github.com/flaviut/93a1212c7b165c7674693a45ad52c512

日本語の先達のページ

facebookで教えて頂きました。

スマートメーター bルート http://blog.andromeda.jp/archives/2194


 つづき(2)

0 件のコメント:

コメントを投稿